第9回:「向う三軒 両隣」まで掃除をしている住宅会社は素晴らしい

 

清掃は近隣まで含めて行うのがいい

 

工事が始まって隣や近隣から、ゴミの散らかし、騒音、悪臭などでクレームがきて、ご近所との仲が悪くなってしまったという話をしましたが、そのため住宅会社は建築現場の敷地内だけではなく、近隣まで手を広げて清掃をすることも、とても大事なことになります。

 

朝の仕事を始める前に建築現場とともに近隣も清掃、さらに帰る前にも近隣の家の前が汚れていないかと掃除をしていくのです。近隣というのは「向う三軒 両隣」までを指しますが、もう少し範囲を広げても勿論かまいません。毎日きちんと清掃していれば合格です。職人さんたちが清々しく清掃する姿は見ていても気持ちがいいものです。そんな住宅会社と出会いたいものです。

 

 

いやいや掃除をしていませんか

 

ところが、掃除をするのはいいのですが、どう見てもいやいや掃除をしていて、ホウキを持つ手もいいかげんな職人や社員もいます。

「おはようございます」と声をかけても返事もない、というのでは、掃除をしていても「心の清掃」までには至っていないので、そんな住宅会社を見たらイエローカード一枚です。元気な声を出しながら近隣の清掃をしている会社もありますが、「やり過ぎでは?」と感じるようなことがあれば、それは宣伝のためということもあります。自然な姿が一番いいですよね。

 

 

こんな事例がありました

 

現場周辺の掃除をしている時に、近くのごみ集積場へ収集車がごみを回収して去った後に、直ぐにこのごみ集積場の掃除をしました。それを近所の方が見ていたそうで、後日その会社にお礼の電話があったそうです。

もしあなたの家づくりをしている会社がこのようなことを行っていたら、選んだ方も嬉しくなりますよね。多くの住宅会社がここまで行っているわけではありませんが、もし近くの会社がおこなっていたら、是非覗いてみてください。